メモリとは?

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フラッシュメモリとは違うパソコンの『メモリ』

家電量販店などでパソコンコーナーへ行ったり、
BTOパソコンを販売しているサイトでスペック表を見ると必ず目にする『メモリ』。
USBフラッシュメモリのような感覚で保存媒体として認識している人もいるようですが、
パソコンの中にあるメモリはそれとは少し違います。
今回は、メモリとは何なのか、ということについてご説明していきます。

●メモリとは何?

メモリとは、パソコンで何かを処理している時、
一時的にデータを保存する役割を持っているものです。
HDDはデータの長期的な保存場所として存在しますが、
メモリは一時的な保存場所であるというのがHDDと違う点になります。
たとえるなら、HDDは冷蔵庫でメモリはまな板のような感じです。
まな板に出しているものは、調理が終わればまな板の上からどかしますよね。
それと同じで、パソコンで何かの処理をしている時は
一時的にメモリを使うけれど、使い終わったらメモリを使わなくなります。

『一時的な保存を司るものなら、そんなに容量大きくなくても良いか』

とは思わないで下さい。
たしかに、一時的な保管場所ですから、
HDDほどの容量は必要ないかもしれません。
しかしながら、パソコン上でいくつものファイルやソフトを
扱う可能性があるのであればある程度の容量がないと
処理速度が落ちてしまいます。

だからこそ用途にあった大きさが必要です

調理するものがたくさん乗っているまな板を想像してみて下さい。
小さいまな板に所狭しと野菜や肉、
魚などが乗っていては調理がしにくいですよね。
しかし、大きなまな板だったら色んなものが置いてあっても
調理に困ることはありません。
ですから、様々な処理をテキパキと片付けるためにも
メモリ容量は大きい方が好ましいと言えます。
ただし、CPUの項目でも触れたとおり、
CPUのbit数が32bitだった場合は約3GBまでしかメモリを認識できませんので
それ以上のメモリを積んでいても宝の持ち腐れ状態となってしまいます。
4GB以上のメモリが必要となる場合は
必ず64bit版のOSをインストールするようにしましょう。

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